メルセデスベンツ W211 10年目の車検費用 果たしていくら リアルに教えます

車検に出しました

いよいよ予約していたお盆明けになりました。ベンツを車検に出します。
いつもの工場へ持って行きました。用意しておいたオイルやフィルターも持って行きます。そうそう諸経費は先にお支払いです。ちなみにお借りした代車はこれ ティーダ

贅沢は言いませんが、すごくタバコ臭かったです。
面白いのがこのティーダ、ホークアイというのが付いていました。
自動運転の準備のような機能でした。ウインカーを出さずに車線を跨ぐと警告音が鳴ります。前を走る車との距離を測っていて、何メートルかを表示します、近づきすぎるとこれまた警告音が鳴ります。正直言ってうざいシステムでした。今のベンツなど自動運転の装置だと、車線を超えそうになると片側のブレーキをかけて、元の車線に戻してくれたり、衝突すると判断したらブレーキをかけてくれたりするようですね。この機能だけでももう交通事故は起こりにくいと思います。素晴らしいですね。一度乗ってみたいと思ってます。

予定通り一週間で上がりました。

さてさて、予定通り一週間でできましたと連絡があり、引き取りに行きました。かなり馴染んでしまったティーダとお別れするのが少し寂しい。
車検にかかった金額はズバリコレ
車検整備等の費用は、25,024円でした。特に悪いところはなかったとのこと。交換部品も持ち込んだものだけでした。その持ち込んだオイルやフィルターの費用は26,516円。これに先払いしている諸経費が16,030円。なので、締めて127,570円
どう思いますか。ベンツの車検ということで考えると決して高くはないと思います。安いかもしれませんね。

安いかもしれないけれど、リスクもあります

でもこれってディーラーだともっとすごい金額になると思います
もしこの車をディーラーで車検に出せばもっとすごい金額になったと思います。同じことをしてもらったとしてもです。それがいくらになるかはわかりませんが。三倍くらいにはなるのではないでしょうか。まず、持ち込んだオイルなどが、純正部品になり、こんな金額では済まないと思います。オイル交換だけで50,000円くらいすると聞きますから。
それから今回、私はまだ保つと判断したので、ブレーキパッドにローターの交換はお願いしませんでした。もしも摩耗限度を超えていたら工場から交換の連絡があると思いますが、何も言われなかったので、まだ限界ではなかったのでしょう。ですが、ブレーキパッドは交換して30,000キロ走行しています。ディーラーならおそらく交換を強く勧めてくると思います。なぜなら、次の車検までは保たないと考えられるからです。もちろんそれは悪いことではありません。車検の時しか工場に出さない人なら次の車検まで安心して乗れますから。ですが、純正のブレーキパッドにローターを交換したら一体いくら請求されるんでしょうね。
このように、自分で交換サイクルを管理しないと安い車検整備だといきなり警告灯が点灯して、びっくりして工場入りてなことになります。以前の記事で書いていますが、私はもうすでにエンジンマウントやVベルト、アイドラプーリー、ベルトテンショナーなどを車検でないタイミングで交換しています。これらをまだ交換していなければ、今回の車検整備で交換ということになったと思います。そうなると費用はもっとふくらんだでしょうね。なので今回の車検費用は自分でメンテナンスができているというケースでの価格と考えてくださいね。とはいえ本当の本当の金額ですけれど。

ディーラー車検との違い

またこの車検はご覧の通り「エコノミー車検」と銘打っているものです。ある意味最低限の点検整備しかしていません。ディーラーだと国土交通省指定の点検に加え、ダイムラー社独自の項目まで点検するそうです。安心ですね、でもその分費用はかかります。ですので、考え方次第です。安心を高い金額で買うか、自分で管理して安くするか、割り切りが必要だと思います。私のお願いしている工場はベンツ専用のテスターなんか持っていません。基本的にそれは正規ディーラーしか持っていません。最近の車はこのテスターで故障箇所がわかるんですね。ベンツ専用がないのであれば、故障しているかわからないのではと心配になりますね。でも大丈夫だと思います。専用ではないですが、汎用的なテスターを使って調べてくれます。以前にブレーキランプのトラブルでストップスイッチという部品を交換してもらった時、一番にテスターを使って調べてました。詳しくはわかりませんが、それなりに使えるようですね。そうそう、車検が終わって帰ってきたら、メンテナンスインジケーターがリセットされていました。無料でやってくれたみたいです。でも、そのほかにも余計なことまでしてくれていました。家内が買い物から帰ると、車に乗ろうとしてリモコンで解錠すると、ヘッドライトが点灯したと言うのです。しばらくすると消えたそうですが、なんだろうと。
フッと気づきました。ロケイターライティングがオンになったのではないかと。車に乗り込み、ハンドルのスイッチを操作して設定画面を出すと、やはり、オンになっていました。早速オフに設定定し直して元どおりになりました。最近の車もそうですが、私の車にもいくつも便利と思われる機能があります。このロケイターライティングやロック、アンロックに連動してドアミラーが開閉するとかですね。これらの機能を私はほとんどいらないと思っていますので、オフにしているのです。今回オフにしていたロケイターライティングがオンになった理由は、インジケーターをリセットしてくれた時にこれらの機能もリセットされたのだと思います。ロケイターライティングはデフォルトがオンだったのです。少しあれっとは思いましたが、よくやってくれたのだと感謝することにしました。でもこれに気づかない人なら、工場にクレームを入れるのかもしれませんね。こんなところ滅多に触りませんからね。普通は車を買った時に設定してあとはほとんど触らないと思います。忘れてしまうようなものですね。

とまあ、ディーラー車検なら起こらないようなこともありますが、安く上がったと喜んでいます。来年にどんなブレーキパッドにするかを今は考えています。ブレンボなんかカッコいいなと思ったりしていますが、やはり、低ダストのセラミックパッドにするのだろうなあ。

車検工場を探す