メルセデスベンツ W211 オイル漏れ原因は治るのか修理費用は

2019/09/27

:ゲッ　オイル漏れ

驚きましたついにきたかーって感じでした。
オイル漏れです。ベンツやBMWなど 欧州車にはつきもののトラブルですね
前に工場の人から漏れて当たり前みたいなことを言われたことがあり、そうなんだーとブルーになった記憶があります。
一つの原因として、エンジンのシリンダーヘッドとシリンダーブロックに挟んであるガスケットの劣化などにより発生することがありますが、これは予防交換で防ぐことができます。
ただ、私の車のエンジンの場合は違っていて、ガスケットではなく、接着剤で圧着しているのでこのオイル漏れは起こりにくいのです。反面、トラブル時にはエンジンをばらす必要があるとのことですが。
車庫の奥まで鼻先を突っ込んで駐車しているのですが、そこを通りたいことがあったので、クルマを少しバックさせたのです。そして、何気無く、空いたスペースに目をやると、なにやら床が汚れています。まだ乾いていない部分もありました。エッ〜 これってオイル漏れかー！！

汚れている位置から考えて、車の鼻先から50センチくらいのところから漏れているようです。素人の私には、液体といえば、オイルかクーラントのどちらかとしか思えません。ティッシュで乾いていない部分を拭き取って、白いティッシュについた液を見てみると、オイルの色に見えました。クーラントならブルーですからそこはわかりました。それから匂いを嗅いでみると、やはりオイルのようです。位置から考えて、ドレンのあたりから漏れていそうだと思いました。ボンネットを開けてみましたが、オイルの漏れた様子は見られません。よかった。少し安心。そして落ち着いて考えますと、ドレンボルトのトラブルかなと思いました。とは言え私が治せるわけもなく、判断が正しいとも言えません。いつもの社長へ電話して、状況を伝え、持っていくことにしました。

原因　対処

工場へ着くと、社長がすぐに調べると言ってくれました。てっきり預けることになって代車で帰ることになると思っていたのですが。
早速車を持ち上げて確認です。やはりオイルのようなものが垂れています。

さすがプロですねー。コンプレッサーのようなドライバーであっという間にアンダーカバーを外してくれました。車の下に潜るのは危険なので、後は社長にお任せです。
ここで原因が判明したようです。ドレンボルトのパッキンが劣化していたようです。
ディーラーではないので、交換部品はありません。とりあえず似た形状のパッキンで対応してくれるようです。
ドレンボルトを外して、パッキンをはめて再度ドレンボルトを締めます。
どうやら漏れは収まったようです。ほっ。

オイル補充

しかしドレンボルトを少しの間とはいえ外すということはオイルが出てくるということです。見ているとやはり勢いよくオイルが出ていました。気の毒に社長はいいで締めようとしたせいかオイルに触ってしまい熱がっていました。そりゃそうです。たった今まで走行してきたのですからね。

流れ出たオイルを補充しなければなりません。私はいつもモービル1の0W-40を入れています。予備に1L缶を持っていたのですが、足りません。すると社長、なにやら白い20L入りのオイルを持ってきてくれました。ヤナセ云々というシールが見えます。なんでもヤナセが欧州車用に使っているオイルとのことで、ベンツの承認もとっているそうです。それを追加して注入し完了となりました。
ドレンボルトはオイル交換の時くらいしか触らないので、このまま次のオイル交換の一年後まで大丈夫じゃないかと思います。もっとも次のオイル交換時にはパッキン交換も忘れずにする必要がありますね。
こんな感じで幸い大ごとにはならずに済みました。即対応してくれた社長に感謝です。
でも一つ思ったのは、オイルの種類です。私はいいオイルが車に良いと思って、モービル1の0W-40を入れているのですが、今回、追加したヤナセ使用のオイルはメーカーは聴き損ねましたが、5W-40でした。寒冷時の性能が少し落ちると思います。実はあるユーチューブのベンツ車検の動画を見た時、メルセデスベンツ日本でも5W-40のオイルに交換していたのです。私の車の乗り方はほとんど軽い街乗りばかりです。ならば5W-40のオイルでも良いのではないか、ネットで買わなくても、社長に頼めばいいのかなと思ったのです。そうすれば楽ですしね。ちょっと考えてしまいました。まあ次の交換まで一年ありますから、じっくり考えてみたいと思います。