ベンツ 冷却水の補充をしました チェックの仕方と補充方法 冷却水が減る理由と対策の話
2022/01/19
ちょくちょくチェックが必要だなと思いました。
何かって?冷却水です。
カンタンにできるメンテナンスなのだから、サボっていてはいけませんね。
昨年夏の車検時に冷却水の交換をしてもらってから、はや7ヶ月。
そう言えば点検してないなと気づいて、ボンネットを開けました。
午前中に乗ったので、エンジンも冷めたと思われる、3時頃に見てみました。
念のため。エンジンが熱いときはリザーバータンクのキャップは開けてはいけません。
熱湯となった冷却水が噴き出すそうです。気をつけてくださいね。
さてさて、リザーバータンクのキャップを開けると、
案の定、減っていました。本来あるべき水位のかなり下まで水位が下がっていました。
前に書きましたがWISによると、白いプラスチックの骨のようなものが隠れるくらい入っているのが正常だそうです。
今回は、そうですね2センチくらい骨が見えていました。
おそらく、冷却水を補充してくださいの警告が出る寸前だったのではないでしょうか。
確認して本当に良かったです。
人によってはメーターディスプレイに警告が出てから補充すればよい、そのための警告だと考える人もいるでしょう。私はビビりなので警告は見たくないほうなのです。なので早めにわかって良かったと思います。
冷却水補充の仕方
そしてビビりの私は純正の冷却水も補充用に買ってあるのでした。
純正の冷却水は2倍に薄めて使います。いつも水道水でいいのかと思いながら、水道水で薄めています。
今回は900ml入ったところで骨が隠れて、正常水位になりました。
約1リットルです。純正の冷却水は1.5L入っているので、薄めると合計3Lの冷却水が作れる計算です。そのうちの1Lを使ったことになりますね。けっこう減ってたんですね。
冷却水が減る理由
まず、どこも悪くなくても、少しずつ蒸発します。
次に、部品等の損傷で漏れることがあります。冷却水関係の部品としては、ラジエター、ラジエターホース、その他のホース類、ウォーターポンプなどがありますね。ラジエター自体は走行中に石が跳ねて当たったりすると損傷することがあるそうです。そうならないことを祈るしかなさそうですね。
ホース類はボンネットを開けてみてください。触ってみてください。ゴムホースです。この中を熱い熱い冷却水が流れていくのです。劣化していくのは当たり前ですね。これは普段からちょくちょくチェックしておくことが大事です。何キロ何年でというのは難しいのかも知れません。
そしてウォーターポンプ。ベンツでは定番の交換部品です。
ウォーターポンプ
何をする部品かというと、その名のとおり、冷却水をラジエターとエンジンの間を往復させて、エンジンの熱を冷ます役割をになっています。この部品が故障するとエンジンがオーバーヒートを起こしてしまい、とんでもない修理費用になりますから、くれぐれもご注意を。10万キロが交換の目安とも言われていますが、どうでしょうか。
冷却水の交換
このウォーターポンプにラジエターを少しでも長く、ノントラブルで使いたい!
のなら、気をつけましょう。
それは冷却水の補充、ではなくて、交換です。
というのは、冷却水も劣化していきます。
そうなるとウォーターポンプや、ラジエターの金属を腐食させるのだそうです。
金属が腐食したら当然、ボロボロになったりしてその機能を果たさなくなります。
ということで、交換時期に明確な指定があるのかはわかりませんが、とりあえず、車検のたびに交換すれば良いのではないでしょうか?。私はそうしています。効果の程は目には見えませんが、トラブルは起こっていません。
私のW211ですと約10L必要なので、1.5L入りの純正冷却水が4本必要になります。
でもなぜか、整備工場は1本返してくれるんです。私も理由を未だに聞いていないというボケぶりですが、大丈夫なのでしょう。マニュアルにも約とかいてありますから。
もう一つ、自分でカンタンにメンテナンスできることがあります。
リザーバータンクキャップ
ラジエターリザーバータンクのキャップ交換です。
ポンプで冷却水を循環させるので、やはり水圧は大きくなります。
その圧に耐えているため、キャップは交換するのが当たり前の部品となっています。
私も一度トラブルがありました。
ラジエターホース潰れる
あれから交換していませんので、そろそろ交換しようかなと思っています。
交換の仕方は。わかりますよね。フタを変えるだけです。
価格は、4000円程度でした。けっこう高いですね。
海外のショップで調べたら、2000円台でした。
でも送料が1000円以上かかることを思うと、キャップだけなら、いつもの社長にまたお願いしようかと思っています。
自分でやってみましょう
ということで、セルフメンテナンスとしては、
冷却水量の確認と補充。冷却水の定期交換。キャップの交換。くらいなら、できると思います。一度ボンネットを開けて、リザーバータンクのキャップを開けて覗いてみてください。
誰でもできると思います。それでいて効果の高いメンテナンスです。
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