ベンツのメンテ知識がなくても最低限やっておきたい。オイル交換

2017/04/26 2020/02/03

最低限やっておきたいオイル交換

ベンツや輸入車に限らず国産車でも、大きなトラブルはイヤなものです。

お金もかかるし、修理に出す時間も手間ももったいないですよね。それに輸入車の場合はホントに高額になるケースがままあります(涙)。

そうならないためには、やはり普段からのメンテナンスが大事！

とは分かっているものの、これまたお金もかかるし、何よりもどうしたらいいのか分からない。どの部品をいつ、どんなタイミングで交換すればいいのか？それはいくらくらいするのか？どこで売っているのか?　どの番号の部品が自分の車に合うのか? どうすれば安くあげられるのか？分からないことだらけです。

私も部品番号を調べるのには大変苦労しました。これについてはまた別の記事にしたいと思っています。

そんな分からない時でもやっておいたほうがいいのが、オイル交換です。

このサイトを訪れていただいてる皆さんなら、まさかとは思いますが、車検の時に交換しているなんてことはないですよね。2年に一回はマズイですよ。

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クルマとの付き合い方

みなさんはどんな乗り方をされているのでしょうか？

普段からどこへ行くにも車というヘビーな乗り方、平日は買い物だけというチョイ乗り、いつもロングドライブといううらやましい乗り方の人。

さまざまだと思います。私は街乗りがほとんど、家内の買い物や送迎に短い距離を走るのがメインで高速道路を使った長距離走行は3か月に一回くらい。平日はエンジンが暖まったころには停止するような感じです。

実はこの中で一番いい、クルマに優しいのはロングドライブ派なんです。反対にクルマに一番負担をかけているのが私のようなチョイ乗り派なんですね。

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チョイ乗りはなぜ車に悪いのか

チョイ乗りがなぜ車に悪いのかという理由ですが、まずエンジンが暖まらないうちに動かすことが挙げられます。

エンジンを構成する部品、ピストンやシリンダー、ハブやベアリングといった金属部品は暖まることで膨張します。ある意味、膨張した状態が正常なのでその状態で性能を発揮する、その状態で動くことが前提で作られているのです。いわゆるすり合わせだとかですね。

それがその正常でない状態で走行することが多いと、、、、

そうですね、やはり負担がかかるということになりますよね。不要な摩擦を起こして部品を削ってしまったり、本来あるべき部品間のスキマより大きなスキマが空いてオイルに負担がかかったりするようです。

暖まってからでもゴー・ストップの繰り返しはミッションに負担をかけます。燃費も悪くなります。

このように車にとって良くないチョイ乗りですが、止めたくても止められるものではありませんよね。

必要もないのに毎日高速道路を走ることもできませんし、買い物に使わないわけにはいきません。

要は自分の車との付き合い方はカンタンには変えられないということです。

とはいっても大事な車です。大事でなくても大きな出費やトラブルで使えないというのは困りますよね。

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これだけはやっておきたいメンテナンスは?

話を元に戻しますね。

面倒でも最低限やっておいた方がいいのが、オイル交換なんです。

チョイ乗りであろうと長距離であろうと働き続けているのがオイルです。走行していないアイドリング状態でもオイルは働いていますよね。

そして私たちでも簡単に交換できるのがオイルなんです。

簡単に交換というのは自分でできるという意味ではなくて、ピストンやシリンダーなどという部品の交換よりは、という意味です。もちろん私はオイル交換、自分でできません。やる気もありません。

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なぜオイル交換が大事なのか。

オイルの機能として誰でも知っているのが、

エンジン部品の摩擦を少なくする潤滑機能があります。
でも実はほかにも重要な機能があるんです。
部品間を油膜で密封して燃焼効率を上げる機能、
エンジンを冷却してオーバーヒートを防ぐ機能、
錆や腐食を抑える機能、
鉄粉や燃料の燃えカスを洗い流してエンジン内をキレイにする機能

などがあります。ね、オイルって大事でしょ。

だから皆さんの車に指定された時期にきちんと交換しましょう。

それからもう一つ。

オイルの品質にも気を付けた方がいいです。

エンジンの中の部品は動きが滑らかになるようにオイルが使われています。エンジンオイルですね。

これは各部品がオイルの膜で覆われている状態なのです。部品と部品は直接には接触していない状態ともいえます。

ここでこの膜が弱ければ、膜が破れれば部品同士が擦れあってしまうと言うことになります。ということは部品が削れるとか動きが滑らかでなくなるなどの不具合が生じます。

ちょっといいオイルを選んであげた方が車にはよいのではないでしょうか。

維持費を安くしたいのは当然ですが、ケチったがためにもっと高くつくトラブルを起こしては本末転倒です。それに快適な状態が続いていた方がいいですよね。