労働基準監督官　何する人なの？

労働基準監督官とは

厚生労働省の職員です。当然、国家公務員です。

労働基準監督署に配属されています

それからここはあまり知られてないのですがポイントですが

－－－　司法警察職員　というご身分でもあらせられます。
この人は犯罪を捜査します。そして犯人らしきものを見つけたら、場合によっては逮捕もできます。
そして送検もできます。
なめたらあかん　のです

何をする人ぞ

労働基準監督官は労働基準法などの法律に違反していないかを調べるのが仕事です

これを監査といいます

こんな書き方をするとコワイワルイみたいに感じてきますがそうではありません

いい人なのです

例えば
「サービス残業はダメ」
「機械の安全装置を付けなさい」
「健康診断を受けさせなさい」
とか、労働者を守る活動をしていただいてるのです

ただそれが社長、経営者にとっては
今まで払ってこなかった費用が発生したり、
面倒な届書を要求されたり
とネガティブに感じるのですね

私の顧問先の社長様はおっしゃいます

「36協定を監督署に届けていないと労働基準法違反と怒られるが、こっちはキッチリ残業代割増で払ってる。これでなぜいかんのか」

正直言って私はこの社長を納得させることが出来ませんでした。

この会社は、もちろん知らずにですが、残業時間の限度を超えていないのです

話を戻しましょう

まとめますと

労働基準監督官は役人で労働関係の法律を守らせるようにするのが仕事の人です

そのためにちょいと逮捕できたりする権限も持っています