労働基準監督署　立ち入り検査

労働基準監督官登場の巻

前にお伝えしました労災事故

やはりというか当然というか、来ました。

きました

労働基準監督官です

ちょっと前にテレビドラマで「ダンダリン」というのを放送してたんですが、
ズバリあれです

臨検とか監督とか呼ばれますが、立ち入り調査ですね

一般的には、入られたらタダではすまない、などと怖れられています

まあ今回はしょうがないですね

事故があったんだし

でも抜き打ちなんですよね

一応来るかもしれませんと社長様には予告はしておいたのですが

なにしろ叩けば埃の出る中小企業です

何を指摘されるか分かりません

あっと。

言っときますが、この顧問先だけでなく、一般的に中小企業は労働基準法や労働安全衛生法を100%守れているところは少ないと私は思っています
誤解の無いようお願いします

対決準備の巻

「○月○日に監督署から3人来ていろいろ調べていった」と後から聞きました

そしてその数日後、「○日に結果報告に来ると連絡があった」との知らせ

指定された日まで２～３日しかなかったのでこれでは準備が出来ないと思いました

それではと、
私からその監督官に電話を入れ同席することをお伝えし、日時の変更をお願いしました

さあ、後はいかにダメージを少なく出来るかです

要するに、会社側の主張を理解していただき是正勧告や指導を如何に少なくできるかということですね

抜き打ちで来たときに見られたことや聞かれたこと、要求されたもの提出したものを細かく社長様と立ち会った部長様から念入りにヒアリングしました

そしてその各々について言い訳を考えていきました

言い訳・・・・好ましくない状態の場合、どうしてそうなっているのかを止むを得ないと判断していただけるような理由とでもいいましょうかね。
まわりくどいですね

ですが、どうあがいても言い訳できないこともあります

その場合は社労士の先生によって違うでしょうけど、
私の場合は

・・・・素直に謝ります

さあとりあえず準備はした

いざ対決の巻

と、その前に

顧問先の社長様にくれぐれもふざけた態度を取らないように念を押しておきました

というのも労働基準監督官は特別司法警察員でもありまして、
要するに悪質だと思ったら、自身の判断で社長様を送検することができるのです

その後、起訴されて有罪となればめでたく前科がついてしまいます

実は結構怖い人たちなのです

この社長、けっこう我の強い人で・・・・

機械の「定期自主点検？　なんじゃそれ」

「そんなこと何でせにゃならん」

というタイプの人なのでした

爆弾かかえて対決する気分！

うーん　　スリリング！！！