ベンツの故障は本当に多いのか？　納得できる証拠をご提示

2020/01/08 2020/02/14

ベンツに乗りたいけど、故障がこわくて踏み切れないあなたに、本当に多いか

はじめに
故障とは
多い　少ないの基準
国産車と外車の基本的な理解
厳然たる事実をご覧いただく
あなたがどう思うかです
でも本当に怖いのは故障じゃないです

はじめに

ベンツ、憧れますよね。私もずっと乗りたいと思ってきました。そして今ではベンツに乗ってもう7年になります。その間のトラブルや故障についてお話ししても良いのですが、私の感想などなんの意味もないので今回はやめておきます。それよりも本当にベンツは故障が多いのかどうかについて、あなた自身が納得できるようにしたいと思います。この記事を読めばあなたがベンツは故障が多いかどうかをご自分で判断できると思いますそしてもしも故障は少ないと言う思いを持てば、ベンツオーナーへの道を歩み始めるのではないでしょうか。

ベンツの故障とは。

実はこれが1番難しい。元々の設計が悪くて起こる故障、これはリコールとかになりますね。本当にメカニカルな部分が壊れてしまう故障もあれば、プラスチック部品が折れたり割れたりする故障もあるでしょう。例えばベルトのようなゴム製のの部品が時間の経過とともに劣化したことによって動きが悪くなること、これは故障でしょうか。我々日本人が故障を気にすることの一つの原因に国産車の性能の良さがあると思います。さっき書いたプラスチック部品が折れたり割れたりなんてトラブルはおよそ国産車では起こらないのではないでしょうか。

言い出したらキリがないので、ここでは原因に関係なく、修理が必要になることと定義しましょう。

ベンツの故障が多い　少ないの基準

さあこれもややこしい。故障が多いとはどれくらいをいうのでしょう。年に何回とかいう基準があればいいのですが、あるわけないですよね。ある人にとっては多いと感じる回数でも別の人にとっては多くないと言うこともあります。ですのでこれも多いか少ないかはあなたご自身の判断するしかないと思います。誰が多い少ないといったところでそれは意味がないのです。あなたが多いと思えば多いし、少ないと思えば少ないのです。

国産車と外車　ベンツの基本的な理解

もう一度きちんときちんと押さえておきましょう国産車と外車ーベンツの違いです。それは何かと言うと生産国が違うと言うことです。国産車は日本で走ること、使われることを考えて作られていますし、ベンツはドイツで走ることを考えて作られています。大きな違いはいくつかありますよね。

気候が違います。ドイツは日本のように暑くないそうです。渋滞も日本ほどないようです。そしてアウトバーンがあります。ここを走れなければならないのです。たったこれだけのことでも、求められる性能、そのための設計、使う部品の材質、強度、耐久性、全て変わってきます。もともとドイツで走る車を日本で快適に走らせると言う事は無理なのですね。そこを完璧ではないにせよ、対応させてくれるために、ヤナセやメルセデスベンツ日本があるのでしょう。もちろんその逆も然りで日本で快適に走る車をドイツでも走らせることは出来ないでしょう。このことは故障が多いか少ないかを感じる時、影響すると思います。国産車と同じ品質を期待すれば、故障はめちゃ多いと感じると思います。

ベンツの故障について、厳然たる事実をご覧いただく

さて長々と書いてきましたが、ベンツの故障回数をお見せします。

国土交通省が発表している平成29年度の自動車不具合報告です。

https://www.mlit.go.jp/jidosha/carinf/rcl/common/data/h29-defects.pdf

最初に書いてありますように、設計に起因する不具合だけでなく、整備不良やユーザーの誤使用も含まれるとありますから、ある意味ここでいう故障に近いのではないでしょうか。

さあ結果です。

ベンツは輸入車の中では3番目ですね。ワーゲン　BMWに続いて。

不具合件数もご覧のとおりでず

しかしこの件数だけでは判断できないですよね。そこで右側の保有台数です。保有台数に対する不具合件数の比率を見ればいいのではないでしょうか。この比率を見ればいいんじゃないでしょうか。台数が多くなれば、当然、不具合の発生も多くなりますよね。ですのでここでは私はベンツの故障率は何%と書きません。あなたが判断してください。

あなたがどう思うかなのです